開花時期 | 5〜7月 |
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花の色 | 紫、青、白、ピンク、赤、複色など、 |
原産地 | 日本、東アジア |
分類 | アジサイ科 アジサイ属 |
学名 | Hydrangea |
アジサイといえば梅雨時期のお花のイメージが強いですが、品種改良が盛んに行われ最近では1年を通してお花屋さんで見かけることができます。
また、色や形も様々で良く見る丸くて紫や青のアジサイの他にもピラミッドのような形のものやアンティークな色合いものなど、これもアジサイ?!と思うような品種もあります。
今回はそんなアジサイについてご紹介します。
名前の由来
和名の"アジサイ"は、『藍色が集まったもの』を意味する"集真藍(あづさい)"から。
英名の"Hydrangea"は、ギリシア語で『水の器』を意味する言葉が語源とされています。
アジサイの花言葉・誕生花
アジサイの花言葉は、移り気、冷淡、辛抱強さ、無情、家族団欒、(白)寛容など。
冷たい印象の花言葉が多いのは、アジサイが土壌の酸度によって花を咲かせてからだんだんと色合いが変化する性質と、日本の土壌は酸性が多く紫や青になりやすいから。
最近では、たくさんの花が寄り添うように咲く様子から家族団欒のような暖かい花言葉もあります。
誕生花は、6月3日です。
お手入れ方法
水が下がりやすく繊細なアジサイ。日持ちは約5日程。少しでも長く楽しめるよう切り花で購入したアジサイのお手入れ方法のご紹介です。
アジサイの水揚げ方法は、水切り、焼き揚げ、湯揚げ、切り口を叩くなどなど、、。ひとつずつ説明していきましょう!
水切り)深めのバケツなどにたっぷりの水を貯め、水中で茎をハサミやナイフでスパッと切る方法。吸水面が広くなるよう切り口は斜めにきると良いです。
導管の白いワタをハサミやナイフの先で取り除いた後、深めの水に数時間浸け水揚げを行います。
焼き上げ)茎の切り口を焼いて菌の繁殖防止や切り口を炭化させることで吸水しやすくする方法。焼く茎の根元以外は熱が伝わって傷まないように濡らした新聞紙で包みます。切り口2~3cmを黒く炭化するまで焼いた後すぐに深めの水に浸けます。水揚げ後は、炭化した部分を切ってから花瓶に活けましょう。
湯揚げ)花と葉の部分にお湯や湯気があたらないように新聞紙で包みます。熱湯に30秒程浸けた後、すぐに深めの水に浸けます。水揚げ後はお湯で変色した部分を切ってから花瓶に活けましょう。
切り口を叩く)茎を叩くなんて、、、と思われるかもしれませんがめいっぱい力強く叩く訳では無く、ハンマーなどで茎の繊維をほぐすイメージで優しく叩くことで吸水面が広がり水揚げしやすくなります。水揚げ後は叩いた部分を取り除いてください。
このひと手間て花持ちが良くなるはずです。また、咲いた後はドライフラワーにするとより長く楽しめますね!
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